サッカー高額移籍金ベストイレブンとプレミアリーグのお話
現代フットボールを視聴するに際して、あなたは何に着目していますか??
世界のトップリーグの試合を観るにあたって、スーパーゴールやスーパーテクニックに目がいきがちですが、あなたはどうでしょうか??
移籍金に着目して、現代フットボールを考えてみたことはありますか??
現代のサッカーにおいて、チーム間の選手移籍に関する話題は、常に注目を集めています。
イングランドのプレミアリーグに関して言えば、毎年1月、7月~8月の期間は選手の移期間に設定されています。
そして、現代ではその移籍金は急激な速度で高騰を続け、今ではトッププレイヤーを獲得するには、最低でも30億円以上。即戦力かつ年齢等の条件が合わされば、100億以上も当たり前の時代です。
そんな今日のサッカー移籍市場を分析するにあたって、面白いデータが発表されたようです。
統計会社である「KPMG Football Benchmark」が、市場での評価額が高額な選手のベストイレブンを発表したとのことです。
気になる評価額の総額は、日本円にしてなんと1671億円!!
一人あたりに換算すると、100億円を軽く越えてしまっています(笑)
ちなみに先日、横浜F・マリノスから浦和レッズへ移籍した、山中選手の移籍金は2億円と報道されていました。
この移籍額は、Jリーグのなかでもトップクラスであるとのことでしたので、比べると一人あたり100億円以上の凄さがわかりますね~。
では気になるベストイレブンをみていきます。
評価額:8920万ユーロ(約111億円)
ゴールキーパー大国ドイツが産んだ万能ゴールキーパーです。総合力が高く、当初苦手な印象のあったセービング技術も改善されました。左右に器用に蹴り分ける、足元の技術も持っています。シュートストップでは、同郷のノイアーに劣ってしまうかもしれませんが、キーパーを選ぶバルセロナのサッカーにフィットしていることからも、総合力の高さがわかります。
ジョシュア・キミッヒ(バイエルンミュンヘン)
評価額:6710万ユーロ(約84億円)
バイエルンでサイドバックを務める、現在23歳の選手です。あまり派手なプレーをみせる選手ではありませんが、この選手の凄みはなんといっても、状況把握の早さと、そこから適切な解を導き出すフッボールIQの高さです。とにかく、頻繁に頭を振って周りを確認しています。
そしてそこからの判断を確実に実行していく能力も持ち合わせています。
多分、どこのチームに行っても輝ける選手です。
サムエル・ウムティティ(バルセロナ)
評価額:7250万ユーロ(約90億円)
フランス代表でもコンビを組むヴァランとのW選出です。
寧につなぐ意識が高く、また、スピードのあるドリブルで自分で持ち上がっていくこともできる万能な選手である。キックの精度も高く、ビルドアップやフィードのレベルも非常に高いです。180cmとやや高さは低めですが、身体能力に優れており、空中戦や競り合いでもそう簡単に当たり負けすることありません。
評価額:8140万ユーロ(約101億円)
フランス代表でもコンビを組むヴァランとのW選出です。
ウムティティと同じくキック制度の高さが特徴で、まさに現代型CBといったところ。
また、体も非常に強く守備時の戻りも早いため、カウンター対処の1対1は一見の価値ありです。
評価額:5000万ユーロ(約62億円)
攻め上がりのポジショニングやタイミングが一級品の左サイドバックです。
また、左足からのクロス精度も抜群で、高身長の選手が少ないバルセロナのFW陣の足元にマイナスのクロスを入れる形は鉄板です。
タレント揃いのバルセロナにあっても、ブスケッツと並んで、最も後継者探しの難しい選手と言われています。
エンゴロ・カンテ(チェルシー)
評価額:8500万ユーロ(約106億円)
2015-2016シーズンのレスターシティ優勝の立役者です。
圧倒的な守備範囲を誇る中盤の選手で、壮絶な獲得競争の末、チェルシーに移籍いたしました。現在では守備力に加えて、前線に飛び出していく積極性や、左右にけり分ける足元の技術も身についたように思えます。連戦の試合でもパフォーマンスが落ちずに活躍するところも凄いところですね。
評価額:1億1930万ユーロ(約149億円)
ユベントスでの大ブレークの後、ユナイテッドに帰ってきたスーパースターです。
恵まれた体格を活かした、ダイナミックなプレーが持ち味で、キープ力の高さやドリブルの持ち上がりは、迫力満点です。また、足元の技術が非常に高く、ワンステップからのロングレンジキックの精度は、試合の局面を一気に切り替えます。
ちなみに、彼のカリスマ性は半端ないです(笑)
ケビン・デ・ブルイネ(マンチェスターシティ)
評価額:1億2940万ユーロ(約161億円)
黄金世代のベルギー代表で司令塔を担う選手です。
所属するマンチェスターシティでも同様の役割をこなしています。
圧倒的なのはキック精度で、しばしば右の深い位置に流れてクロスを上げたりしますが、格別です。また中盤からの縦パスでも、チームメイトのシルバとともにショットガンのように縦パスを通しまくります。もう圧巻ですよ。
評価額:2億2910万ユーロ(約286億円)
現在、"史上最高額の男"です。
数多くの名選手を輩出してきたブラジルの選手たちの中でも、別格の技術をもった選手です。ブラジルのサントスに所属していた当時にクラブワールドカップ決勝でバルセロナと対戦し、悔しい敗北を味わった後、そのバルセロナへと移籍し、欧州上陸を果たしました。現在は、パリでプレーしており、次なる移籍先が注目されています。
そして、めっちゃイケメンです(笑)
キリアン・ムバッペ(パリサンジェルマン)
評価額:2億1500万ユーロ(268億円)
若手ナンバーワンアタッカーです。まさに"規格外"。恵まれたスピードで、対峙するディフェンダーをぶち抜きます。当時18歳でモナコの大躍進に貢献し、2018年のワールドカップでは、エースストライカーとしてフランス代表の優勝に大きく貢献。若干20歳でありながら経験が豊富。それはプレーにも表れていて、ゴールキーパーとの1対1でもまったく焦らず、簡単にゴールに流し込みます、
末恐ろしいですね(笑)
評価額:2億330万ユーロ(253億円)
もはや説明は不要でしょう。各所でさんざん議論されてきましたが、クリスティアーノ・ロナウドと並び、現代フットボール界で最高の得点力を誇ります。そして、サッカー史でこれからも語り継がれていくであろう選手です。
いかがでしょうか??
意外にも、プレミアリーグの選手が少ないですね泣
やはり、バルセロナ、レアルマドリードは選手の最終目標点となることも多く、優秀な選手が集まっていく印象です。
そしてパリサンジェルマンはカタールの王族のクラブ経営参入以降、高額な移籍金で選手を集めていますね。まあ、収支バランスの不適切で、ペナルティを受けたりしていますが、、、
今後、レアルやバルサから、トップレベルの選手をプレミアリーグのクラブが引き抜きまくるっていう風になってほしいですね。
世界NO1と文句なしで言われるクラブがプレミアリーグから出てきてほしい。
せつに願っております。